それは「ツユクサ」です。これは校庭の一部に生えた雑草ですが、まぶしい太陽の光を浴びて、青々と群生している様子を見ると、心がハッとします。
ツユクサについてネット検索してみるとたくさん情報が掲載されています。
一例として、
“ツユクサ科の一年草。 透明感のある、美しい青色が特徴。早朝に咲き始め、午後にはしぼんでしまいます。 ツユクサのツユは朝露のことで、朝露が降りる早朝に咲くからとも、早朝に咲いて午後にはしぼむ様子から朝露を連想してとも言われています。 花は儚げですが非常に生命力が強く繁殖力旺盛な植物で、日本全国の至る所で見られる雑草になっています。”(花万博記念公園鶴見緑地HPより引用)
“古来から日本人に親しまれてきた植物で、万葉集には「つきくさ(月草、鴨頭草)」の名で9首 にも詠まれています。ツユクサの花の汁で衣を青く染めても、水ですぐに色落ちすることから 恋心の移ろいやすさを表すものとして詠まれたほか、朝咲いて午後にはしぼむ花の短さが 恋心になぞらえて詠まれています。”(東京学芸大学HPより引用)
理科教育でのツユクサの活用は、「気孔(こうこう)」の観察や「蒸散(じょうさん)」の実験をする時によく使われる植物です。葉の裏側の薄皮(表皮)がはぎ取りやすく、顕微鏡で三日月形の孔辺細胞と気孔をはっきり見ることができるため、定番の教材として選ばれています。
雑草なので、じっくり見ることはないかもしれませんが、身近な植物のいろいろな物語を知ることで、自然の事物事象に興味をもってくれたらうれしいです。
